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素材にこだわる/土 〜タイル編1〜

2019年02月05日
テーマ
はじめての家づくり

暮らしと素材のこと

くらことのいえ は、「くらし」からの家づくりを目指しています。
そして、使用する素材も厳選。
自然素材を用いることで、一年を通じて心地よく暮らせることはもちろん、
家の質感や空気感を良くし、家族の健康を気遣える家づくりを目指しています。




   木/無垢の床 思わず靴下をぬいで裸足で歩きたくなる木の温もり
   土/塗り壁  手仕事による風合いに加え、調湿や消臭効果もあるので空気感が違います
   草/畳    い草の香りには、心を落ち着かせてくれるリラックス効果が

これらは代表的な自然素材のほんの一部ですが、なんといっても体で感じる心地よさがあります。


本物の素材で得られるもの
時を重ねるごとに色や風合いが変化していくのも、自然素材の魅力のひとつ。
無垢の床は傷がつきやすいものの、いずれ家族の思い出となり味わい深く。
基本的なメンテナンスをしながら使いつづけられるため、長い目でみると、維持費軽減にもつながります。

 

 

素材/土 〜 タイル

今回「土」を焼いてつくられる「タイル」に注目。
タイルがどのようにしてつくられているのか、工場見学に行ってきました。

新築のキッチンや洗面などお部屋のアクセントに "地元メーカー" のタイルを使うことがあります。
タイルといえば「やきもののまち」としても知られる岐阜県多治見市。
地元ということもあり、日頃お世話になっている 日東製陶所の加藤さん・小久保さんにご協力いただき
本社工場(岐阜県多治見市明和町)を案内していただきました。
3回にわたってお伝えしていきます。

国内シェア30%を誇るタイルメーカー 日東製陶所さんの工場へ!


■ タイルのつくり方 〜 工場編 〜

「タイル」ってどうやって作られるの?
まずは、タイル製造の工程を見ていきましょう!

 
↑ タイルの原料。この段階では、つぶつぶの状態    ↑ 高圧プレスでタイルの型に整える
 
↑ タイルの型枠が並ぶ                  ↑ プレスされただけなので、手でも簡単に割れる

①プレス成形
タイルの原料となる粘土は、粉状のものを空気と水分を含ませた顆粒状にしてから工場へとやってきます。
顆粒状にすることにより高圧で押し固めただけで、所定の形状に成形することができます。
押し固めただけなので、まだ手でも簡単に割れる状態です。
棚にはプレスに使う型枠がたくさん!
どれをとっても重たそうな型ですが、製造するタイルごとに型を取り換えることで
1つの機械で様々な種類のタイルを作っています。

 

 

 

②施ゆう

機械で釉薬※(ゆうやく)を均等に吹き付けて、タイルの色つけをしていきます。
釉薬は、人がすっぽり入るくらいの容器にたっぷりと入っています。
この灰色の液体が、焼きあがると元の色からは想像できないような素敵な色に変化します。
どんな色に出来上がるのか楽しみですね!

※釉薬とは…
粘土を成形したタイルの表面にかける薬品のこと。釉薬をかけて焼かれたタイルは、ガラス化して美しい色に。
日東製陶所さんでは、なんと自社で釉薬を開発されています。→ 次回につづく

 

 

 
 

③高温焼成
施ゆうしたタイルを窯で焼いていきます。
コンベアで運ばれてくるタイルは「さや」と呼ばれる耐火容器に入れ、積み重ねられて、さやごと丸一日窯の中で焼かれます。
その窯の温度はなんと1200度以上!
冬場でも窯の近くは熱気がすごく、夏場の作業は想像するだけで過酷です。

 

 

 

④選別
これまでの工程はほとんど機械の仕事でしたが、選別は人間の目で一つひとつ見ていきます。
流れてくるタイルの中から反りや割れなどがあるものを、手際よく除けていくのですが、
目を凝らしても、素人には何が不良品なのか全くわからないほど。
こんな瞬時に判断しているなんて驚きです!
機械には真似できない熟練の技。
高品質なタイルをつくる上で重要な工程です。

 

 

 

⑤ユニット加工
選別を終えて出荷されるタイルは、シート状に加工されます。
なぜシート状にするのかというと、現場での施工性を高めるためなんです。
このシートはタイルの表側に貼られていて、施工する際にはタイルの裏に接着剤をつけて
壁面などにシートのまま張り付けられるようになっています。
その後シートを剥がしたら、目地を施工して完成!
お客様のご要望に応じて色や形の違うタイルをミックスすることもありますが、
工場でシートにする時点でミックスしてもらえるため、現場では貼り付けるだけでOK!

 


タイルのつくり方 〜 開発編 〜
  に続きます。

 

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  株式会社 日東製陶所 さま

   本社工場
   〒507-0072  岐阜県多治見市明和町1丁目125番地
   TEL. 0572-27-2155 / FAX. 0572-27-9089

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