はじめての家づくり
2023/04/14
シンプル動線で家事ラクな家
子育てに奮闘中のS様ご夫婦と、とっても元気なIくん・Aくんの兄弟。
共働き30代のご夫婦が叶えた「シンプル動線で家事ラクな家」をご紹介します。
- 家族構成:ご夫妻とお子様2人
- 1階 : 69.00㎡(20.87坪)
- 2階 : 63.00㎡(19.05坪)
- 延床面積: 132.00㎡(39.93坪)
1. シンプルだからこそカッコいい
外壁は、ダークブルーのガルバリウム。そこにウッドデッキ・軒天・窓日差し・ルーバーと、バランスよく木の素材がアクセントになっています。
またウッドデッキと玄関ポーチまでグルッとつながる木目の美しいレッドシダーの軒は、バルコニー下をそのまま利用したもの。
玄関ポーチにつけられた木製ルーバーは、なんとご主人のお手製。目隠しをしつつ風通しも良く、さらにデザイン性も良いとなれば一石三鳥です。
広いバルコニーのおかげで、深い軒下ができた玄関ポーチ。雨でも濡れないのがメリット。雨除けできるので、自転車置き場としてもいいですね。
休みの日に家族全員の布団を一気に干したい!という奥様のご要望で広く設けたバルコニー。
2. 移動距離を短く!スマートな家事動線
キッチンメーカー、グラフテクトでオーダーした渋い色合みのキッチン。
高級感を感じる、まさにLDKの主役です。
そのキッチンを中心とした、家事動線の良い間取りになりました。
キッチンに立ち、左手には両側が可動棚になったパントリー。
背面のドアを開けると、浴室・洗面室・洗濯室と一直線につながります。
洗面室と洗濯室には、大容量の造作収納が。
家族4人分のパジャマから、水回りのストックまでスッキリ収まります。
洗濯室の右側には、4つに分けた可動棚が。
これからポールをつけて、コートやカバンがかけられるようにするのだとか。
それぞれの使いやすい高さに棚の位置を調整できるので、お子さんが自分で片付け・身支度がしやすいですね。
洗濯室の勝手口を開けると、そのままウッドデッキに出て外干しができます。
玄関ポーチにつけられたルーバーが目隠しになり、景観を崩すことなく洗濯物をたくさん干せます。
また鉄骨階段にすることでできた階段下のスペースには、ルンバ専用のコンセントを。
階段1段分の隙間も無駄にすることなく、ルンバスペースまで確保できました。
3. 子供の成長に合わせた間取り
SE構法は柱と梁で耐震性・強度を保っているので、室内の壁・柱が少ない大空間をつくることができます。
そのためお子さんが小さいうちは2階の個室をあえて間仕切らず、第2のリビングとして広々とした空間を満喫。
土地柄、航空祭の時期には空を旋回する飛行機がばっちり見れるとのこと。
2階に親族やお友達を呼んで、広いベランダを行き来しながら航空祭を楽しむのもいいですね。
そして、小さいお子さんはまだ自分のものを自分で管理することは難しい時期。
個室には収納を作り付けずスッキリとした間取りにし、洋室Dをファミリークローゼットとして使用します。
将来の間取りイメージ
↓↓↓
お子さまが大きくなって個室が必要になったら、部屋を間仕切り4つの個室に分けます。
SE構法の家は、広い空間から壁を増やすことでライフステージに合わせた間取り変更が可能です。
逆に構造的に影響のない室内壁は減らすこともできるので、壁を抜いて間取りをつくり変えることもできます。
S様は将来的に、各部屋に収納を増やせるように計画されています 。
個室Bには壁を一部抜いて、階段の吹き抜け部分に床を張り収納に。
個室C・Dの間仕切り壁は、一旦取り払いそれぞれの部屋に収納を設ける。
そのために、窓・ドア・コンセントの位置など干渉しないようにはじめから考えられています。
今の暮らし方だけでなく、5年後・10年後を見据えて家づくりをすることはとても大切なことですね。
4. まとめ
見た目だけでなく、機能性を兼ね備えたS様邸。
家事動線が良く、子育てしやすいアイデアがたくさんありました。
お子さんの成長はもちろん、S様邸がどんな成長をするか、これからが楽しみです。