はじめての家づくり
2020/12/04
コーヒーを飲みながら、ひなたぼっこが夢でした
柔らかい笑顔がとても印象的なY様ご夫妻。
そんなお二人にピッタリな、自然素材を使った光と風が集まる SE構法×パッシブデザインのお家。
くらことの家で実現した「L字型の平屋」をご紹介します。
ご提案したのは、L字型の平屋。
1. ひなたぼっこのできる平屋
もともとは別の土地で検討されていたY様。
お話を伺うと、ご親族の土地があるということで見せていただくことに。
すると希望される平屋を建てるなら、こちらの土地の方がいい!とプランニングがはじまりました。
ただ、南向きではなく45度傾いているという立地。
そこで建物をL字型にすることで、中心に光と風が集まるように設計をしました。
陽だまりの中心には、ウッドデッキから繋がる縁側のようなホール。そこには畳スペースとリビングが隣接しており、一日中、陽が差し込みます。
ゆっくり珈琲を飲みながら、ひなたぼっこをする贅沢な休日。
そんなY様の夢を、叶えることができました。
2. 家事導線のよい間取り
やはり奥様の中で大事なのは、家事導線の良さ。
キッチンと洗面を近くに配置し、移動距離を短くしました。
玄関を抜けて、左手にキッチン・中央に洗面・右手に納戸への入り口が見渡せます。
リビング横に配置された納戸には、主に掃除道具をしまっていて出し入れがしやすいとのこと。
ウッドデッキにすぐ洗濯物を干せるのも、平屋の良さですね。
リビング奥に見えるのは、2つの子供部屋。
キッチンに立つと、正面に子ども部屋を眺めることができます。
目が行き届き安心感があることも、家事の効率を上げてくれます。
リビング照明のこだわりとして、間接照明で部屋を照らすよう設計しました。
勾配天井の高さが引き立ち、平屋でも空間の広がりを感じられます。
(勾配天井/傾斜のついた天井のこと)
3. 自然素材を使用する
ナチュラルなスタイルが好きな、Y様ご夫妻。
木・土・草の、ぬくもりを感じられる仕様としました。
柔らかく温かみのある杉の無垢材を使った床に、玄関部分は天井も木板張り。
引戸も木の風合いが美しい、造作の建具をはめ込みました。
玄関とLDKは、塗り壁でやわらかい印象に。
外壁は「そとん壁」というシラス台地のシラスを使った塗り壁。
風合いがとても良く、耐色や劣化に強く調湿効果が高いのも魅力です。
ゴロっと横になってくつろげる畳スペースを用意。
い草の香りが、ほっと心を和ませてくれます。
4. タイルにこだわる
きれいなタイルが散りばめられた空間は、奥様のこだわり。センスが光っています。
いろんなサンプルを見て決めていただきました。
ご夫妻がつくられた手洗い鉢には、藍色がきれいな4種類の柄物タイル。
バランスともに素敵な組み合わせです。
トイレは、腰高まで小さな丸いモザイクタイルを貼りました。
青緑の壁色と、タイルの色合わせが絶妙。
キッチンの壁面タイルは、 何とも言えない青みと透明感のあるもの。
さりげなくデザインが違い、見る角度によって表情が変わり楽しませてくれます。
ご要望をもとに、これからの暮らしづくりをするお手伝いをさせていただきました。
パッシブデザインを最大限に生かした光に包まれた開放的な空間は、Y様のこだわりがちりばめられています。
たけひろ建築工房は、お客様のご要望をひとつづつ形にしていくことを得意としています。
家づくりのご相談はご契約まで無料です。お気軽にご相談ください。
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