住まいの豆知識
2020/07/01
折り畳みラダーシェルフをDIY!作り方まとめ
DIY初心者でも簡単に作ることができ、可児店のワークショップでも大人気!
畳んで持ち運びができるので、模様替えもしやすくアウトドアにもピッタリな「ラダーシェルフ」の作り方をご紹介します。
材料と道具
■材料
- 棚板受け×6本 (2cm×4.5cm×40cm)
- 脚 ×4本 (3cm×6cm×100cm)
- 棚板 ×2枚 (3cm×24cm×90cm)
この記事の紹介では倉庫にあった端材で作っています。ホームセンターでも揃いますよ。
■道具
- メジャー
- 曲尺(長めの定規)
- 手のこ
- プラスドライバー(※電動ドリルがない方)
- プラスドライバービット
- 下穴錘ビット
- 電動ドリルドライバー
- 紙やすり(240番の中目が基本です)
- ビス ×24本
- 蝶番×2個
- 蝶番用ビス ×8個
※電動ドリルがない場合、プラスドライバーだけでも作れますが、手に豆ができやすいので気をつけてください。
ラダーシェルフの作り方
【1】寸法を決め、印を付ける
どのくらいの大きさにしたいか、何を置きたいかを考えて脚の長さ・棚板の大きさを決めます。
脚は、開いた時の長さを想定して考えてくださいね!
印つけは、何本か並べて一気に線を引くと手間が省けますよ。
【2】印にそって、手のこで切る
ホームセンターなどで切ってもらうこともできるので、利用してみましょう。
切り口は、紙やすりをかけます。
屋外で使用する場合や、色を変えたい方は、この時点で塗装をすると良いですよ。
【3】棚受けの位置を決め、印をつける
「ラダー = はしご」なので、2本の脚に3本の棚受けを並べたはしごを2つ作っていきます。
はしごの間隔は、置きたいものを想定して決めてください。
この時も脚を4本並べて線を引き、ビスどめをする位置の印を棚受につけておきます。
【4】棚受けに下穴を開ける
電動ドリルドライバーに下穴錘ビットを取り付けて、下穴を開けます。
この時に、ビスの太さより細いものを選んでください。
(太い下穴を開けるとビスがきかなくなるため)
下穴を開けておくことで、ビスがまっすぐ通りやすくなり、木材が割れることも防げます。
【5】開けた下穴にビスどめをする
電動ドリルドライバーに、プラスドライバービットをつけかえます。
ビスは棚板と脚を重ねた時に、貫通しない長さのものを選んでください。
まっすぐ下に力を入れるイメージで。
電動ドリルドライバーに速さを変えられる機能がついている場合は、遅めに切り替えてゆっくりと。
女性の方や慣れていない方は、その方がやりやすいですよ。
【6】蝶番の取り付け位置に、印をつける
はしごが2つできたら、棚受けを下にしてこのように縦に並べます。
向きが逆さだと、棚板を置いた時に斜めになるので注意!
はしご と はしご の間に、蝶番をつけるための印をつけます。
蝶番を開き、蝶番の中心分は隙間を開けるようにしましょう。
【7】蝶番の取り付け位置に、下穴を開ける
印をつけたところに下穴を開けます。
蝶番用のビスが小さくなるので、下穴錘ビットも細いものに。
ここの穴開けは、板の厚みの半分まで!
貫通すると完成したときに穴が見えてしまうので、半分のところまで開けたら抜いてください。
【8】蝶番をビスでとめます
プラスドライバービットに付け替えて、ビスどめをします。
この時も、プラスドライバーの大きさが違うとビスの頭をつぶしてしまうので、大きさの合ったものを選んでください。
【9】棚板をのせて、完成
はしごを開いて、2段目と3段目の棚受けに棚板をのせたら完成です!
重い物を乗せる時は、左右対象になるよう両側に乗せてくださいね。
シーソーになりますよ!
気をつけて!失敗ポイント!
初めから、全部うまく行くとは限りません。
記事の中で「注意してくだい!」と書いてあるものは、すでに私がした失敗例です。
恥を忍んで、DIY中に私がやらかした失敗例をご紹介します!
- 電動ドリルドライバーの設定を変えず高速状態で使い、勢いが止まらずビス頭が木材に埋まる事件
ビスの頭があまりにのめり込んでしまうと、逆回転しても取れません…残念! - プラスドライバービットが大きくて、ビス頭つぶす事件
回らない時点でやめておけばいいのに、もう少し!と粘ってしまった結果、ビス頭が無残なことに…。
もはや、プラスなのかマイナスなのか不明。
ペンチ挟んで回して取る羽目に。 - 蝶番、反対につけて畳めないラダーシェルフ完成!事件
これは、私じゃないですよ!私じゃないですけど!(しつこい)
うちのスタッフが正しい向きがあるとも思わず、逆につけました。
結果、パタンと閉じないので「これ畳めなくない!?」と気づくまでそのままでした。
みなさんも、失敗を重ねながらDIYスキルを上げていってくださいね!
まとめ
材料・道具から作り方、そして失敗例までご紹介させていただきました!
既製品を買うより、手間も時間もかかりますが、自分の置きたいものや部屋の雰囲気に合わせて作れるのはDIYならでは!
部屋に置いておくだけでも、インテリアになるラダーシェルフ。
インテリアのディスプレイに使ってみたり。
屋外でグリーンを置いてみてもいいですね。
ぜひ、この記事を参考にしてラダーシェルフを作ってみてください。
DIYは楽しいですよ!